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年初めの『シャインマスカット出荷』に立ち会ってきたなよ!2019年も広域集出荷施設からスタート。

2019年も広域集出荷施設からスタート。
年初めの『シャインマスカット出荷』に立ち会ってきたなよ!梱包されたシャインマスカットは市場に向けて出発しましたー

 

シャインマスカット初出荷

 

2019年明けましておめでとうございます!

今年も置賜の「食」と「農」の魅力を皆さんにお届けするため
おもしゃいごど見つけに走り回りだいと思いますので、
本年もおきたま新聞を宜しくお願いします。

 

さて、2019年最初の取材は。

シャインマスカットの初出荷すると聞きつけて
南陽市にある広域集出荷施設に行ってきたなよ。

1/4午前中には、もう梱包作業をしったんだっけー

シャインマスカット初出荷

シャインマスカット初出荷

置賜は年末にまとまった雪が降ったげど、
この日は太陽も出ていて、気持ちの良いスタートだったなよー

シャインマスカット初出荷

しかし雪の積もる1月でも、
シャインマスカットが味わえるなて、すごいことだな~

私も一粒ごっぞになったごで~笑

まず、この大きさと見た目の綺麗さ。

シャインマスカット初出荷

化粧箱に入ったものと、7房入った箱もいくつか。
シャインマスカットの他にもクイーンニーナの詰め合わせもあったっけよ。

 

JA山形おきたま大粒ぶどう振興部会会長の佐竹祐宏さんに
お会いできたので、話を聞いてきました。

【ぐっちー】
猛暑の影響で果樹全般も厳しかったとの声もあったようだげど
昨年の大粒ぶどうの収穫はどうだったべ?

【佐竹さん】
気候もあるが、経済的な影響が大きかったのと、
置賜管内の生産者の凍害被害もあり難しい一年だった。
そんな中でも置賜の質の良い大粒ぶどうを生産することができた。

【ぐっちー】
苦労が多い一年だったんだなっし。

【佐竹さん】
凍害に遭うとに3年はきちんと実をつけなくなってしまう危険性もある。

【ぐっちー】
なるほど。継続した樹の管理は今後の生産量にも影響が出てくるわげが。

【佐竹さん】
山形県のシャインマスカットの生産量は
長野県、山梨県と比較してまだまだ少ない。
品質の高さで差別化を図っていかなければならないと思っている。

【ぐっちー】
大粒ぶどうの生産にはどういう気候が適してるんだべ?

【佐竹さん】
高い山に囲まれた雨の少ない盆地で、
温度格差の大きい内陸型の気候がぶどうには良いとされている。
より品質を高めるには、その土地にあった品種改良も必要なよ。

【ぐっちー】
なるほどな~
土地土地に合わせたぶどうの改良も必要になってくるわけだ。

【佐竹さん】
晩生種を生産し出荷して、単価を上げて
生産者手取り向上に繋げていきたい。

【ぐっちー】
はい!ありがとうございます。
2019年のぶどうの収穫も楽しみにしています!

 

部会長の佐竹さんの日々の苦労と、今年の生産にかける思いを伺って、
さらに2019年の生産について期待した一日だったなよ。

 

それにしても、あの美味しそうなシャインマスカット、
今頃店舗にならんでいるかな~

見つけた方は是非ご一報を!

 

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