おきたま新聞は山形置賜の粋な情報を発信するWEBマガジンです。

山形鉄道フラワー長井線に乗ってみたんだっす!!【パート1】

山形県置賜地方を走るローカル鉄道「山形鉄道フラワー長井線」を4回に分けて紹介すっからなっす!!

「フラワー長井線」は、南陽市の赤湯駅から西置賜郡白鷹町の荒砥駅までの30.5kmの路線なんだっす。名称の「フラワー長井線」は、沿線に花の名所が多いことからきているんだっす。今回、「おきたま新聞」では特集記事として、沿線の17の駅と列車の車窓から見える景色をたっぷりとお届けすっからなっす。

まずは、「山形鉄道株式会社」の押切本部長にご挨拶!!(今回は顧問も同行したんだっす。)

おきたま新聞
お忙しいところお邪魔して申し訳ねえなっす。「フラワー長井線」の取材させておごえっす!

押切本部長
よくいらして下さいました。まずはお茶でもどうぞ!(ニコニコ)長井線の歴史は結構古くて100年以上になります。1913年(大正2年)赤湯~梨郷間(6.9km)が「長井軽便鉄道」として開業、その後、1923年(大正12年)荒砥まで延伸開業し全通しています。その後、1988年(昭和63年)にJR東日本から山形鉄道株式会社が長井線を引き継いたんです。

おきたま新聞
「山形鉄道フラワー長井線」になってからでも四半世紀経つんだねっす。
早いもんだねえ~。  山形鉄道株式会社本社 ↓ (長井駅の隣り)

 押切本部長
現在17箇所の駅があるんですが、そのうち4箇所は「フラワー長井線」になってから開設した駅なんですよ。(南陽市役所駅・あやめ公園駅・白兎駅・四季の郷駅)
2004年に公開された映画「スイングガールズ」で使用された列車や宮内駅のうさぎ駅長の「もっちぃ列車」が荒砥駅の車両基地にありますからどうぞ取材していってください。

おきたま新聞
アア! その映画は自分も見ました! 是非取材させておごえっす。

ということで、早速荒砥駅に顧問と二人で出かけたんだっす。

山形鉄道株式会社 運転士 清野輝晃(せいのてるあき)さん ↓
( 車両の事から、そのほかいろんな話しを教えてもらったんだっす。)

現在、車両は7台あります。

映画「スイングガールズ」の俳優さんや関係者のサインが列車の仲に貼られてた。

うさぎ駅長「もっちぃ」の「もっちぃ列車」!! ↓(うさぎ駅長の話は、宮内駅のところで紹介すっからなっす。)

清野さん
「フラワー長井線」は、「もっちぃ駅長」とか「スイングガールズ」でけではないんですよ! 鉄道ファンならよくご存知なんですが「鉄道むすめ」のキャラクターが「フラワー長井線」にはいるんですよ。その名前は「鮎貝りんご」!!

「鉄道娘」の「鮎貝りんご」もどうぞ宜しくお願いします。

清野さん
実は、長井線はその昔、軽便鉄道と言われていた時代に、荒砥から左沢線(あてらさわせん)の左沢(あてらさわ)に至る鉄道が計画されていたんです。残念ながら実現しませんでしたが・・・・。 そのなごりがこれです。(荒砥駅の近くにある小さな鉄橋)↓

レールの最後!! 赤湯駅と荒砥駅にはこのようなレールの最後があります。↓(昔は荒砥駅には列車が方向転換する回転台があったんですよ。)

荒砥駅にちょうど列車が入ってきた。

おきたま新聞
今日は、団体さんのお客さんが乗車してだっけ。
ついでに「荒砥駅」を紹介すっからなっす。

ずいぶんりっぱな駅だなあ!

じつは、公民館と資料館になってだんだ。(資料館は無料だっす。)

資料館の中は、こんな感じだっす。↓

おきたま新聞顧問は、なぜか真剣に見てたっけ!! お酒意外に興味はないはずなのに(笑)

荒砥駅の改札風景!↑

おきたま新聞(編集長)
さあ!! それでは、「フラワー長井線」17の駅めぐりと車窓の旅は次回から連載すっから楽しみにしててけろなっす。

おきたま新聞(顧問)
俺も頑張って取材(酒飲み)協力すっからなあー!!

Share (facebook)