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上杉の里の美味しい雛祭り!!「玉庭ひなめぐり」に行ってきたんだっす!!

山形県川西町玉庭地区で毎年行われている「ひなめぐり」!! 今年で17回目の開催になるんだっす。

飾られた雛人形を眺めるだけではなくて、それぞれの展示宅で「おぢゃおき」(おちゃうけ)をごっつおうになりながら、昔ながらの「曲がり家」造りの住宅など9ヶ所を廻ってきたんだっす。今年は3月28日(土)・29日(日)の2日間開催されたんだっす。

玉庭のおばあちゃん達が作った手作りの「吊るし雛」(NPO法人玉庭いこいの里)

上杉米沢藩の時代よりここ玉庭は、米沢藩の下級武士と農家が住んだところ。江戸時代勤番で武士が江戸や京都の勤めを終えて帰る折り、家族の為、雛を買ってきました。それを家宝として代々大切に保存してきました。現在15組が残されています。桃の節句の時期になると、米沢の相良人形や成島人形・こけし等と一緒に茶の間や二の間・床の間などに飾りました。そして、近所の方を誘い、お雛見を楽しんだものです。玉庭ひなめぐりでは、地区内外から訪れた人をもてなす取組としてこのような風習を2日間に渡り公開しております。(by玉庭ひなめぐり実行委員会)

まずは受付をしたんだっす。(9ヶ所ある展示会場のうち、3ヶ所で受付可能)

今回は、玉庭地区交流センター四方山館(よもやまかん)で受付したんだっす。
玉庭を代表する「漬物」や「むくり鮒」などの特産品も購入できるんだっす。

四方山館で出された「おぢゃおき」(おちゃうけ)大好評の「おかき」もあったんだっす。

藤田家(お寺) 川西町特産の「紅大豆」を使って町内の菓子店さんが作った和菓子と上等なお抹茶をごっつぉうになったんだっす。

岡家では、酒田から来てけっちゃ人がエレキギターの生ライブをしてたっけ。(長靴履いて来いと言われた!あまりの雪の多さにびっくりした。byエレキの兄ちゃん)

着物を着てすんごぐ上品な雰囲気のお客さんもいだっけ。それと、写真には撮れなかったげんども金髪の外人さんもいて たまげた!!

横山家?(曲がり家作りの古民家)

滝や 有料での特別メニューがあるんだっす。

土礼味庵 ↓ 生の音楽会やってた。(武者さん)

(片倉さん)

水道管で作った「手作り笛」↓

「コンドルは飛んでいく」「最上川舟歌」マッサンの「麦の唄」とか  えがったなあ!!  お客さんがリクエストしてみんなで大きな声で歌って、歌声喫茶になってだっけ。

玉庭地区の「いとうひさこ」さんに話しを聞いたんだげんども、「東日本大震災」の年は開催できなかったので実質18年前から「玉庭ひなめぐり」は始まったんだど。最初は4~5件のお家で展示してたんだど。今では毎年600人を超えるお客さんが来るんだど。「玉庭ひなめぐり実行委員会」は玉庭地区のほとんどの人が参加していて、本当に玉庭地区の人達(小学生も含めて)の手作りの催しなんだど。

【おきたま新聞】
いやー!! 9ヶ所も廻ってうんまい「おぢゃおき」腹くっちぇくなるまでごっつぉうになって1,400円(前売り)とはかなり満足だったっし。本当におしょうしなっす!! 是非、皆も来年の3月には行ってみでおごえなっす。

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問い合わせ先(事務局)

玉庭地区交流センター四方山館  山形県東置賜郡川西町大字玉庭6708-5

tel 0238-48-2130

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