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平成30年の「園芸広域集出荷施設」稼働は終了。一年の稼働について振り返る。

平成最後となる今年。「園芸広域集出荷施設」が本格稼働した年だったなよ。
年内の選果は12月中旬で仕事納めというごとで、今年の施設の稼働について聞いてきたっけよ!

 

広域集出荷施設

南陽市宮内地区にある「園芸広域集出荷施設」は今年3月に竣工式をして
7月上旬から選果作業がスタート。

大玉トマトからはじまり、もも、りんご、西洋梨。

12月中旬のりんごで最終となったんだっし。

 

「園芸広域集出荷施設」は、どんな方法で果樹・野菜の選果しったの?

 

置賜の各地区の一次集荷場から園芸広域集出荷施設へ一元集荷して選果し、
市場に出荷する施設なよっし。

 

説明してくれだのは、10月までこの施設で出荷担当だったタイラさん。

 

【ぐっちー】
「園芸広域集出荷施設」について教えでください!

【タイラ】
何でも聞いでけろ。

【ぐっちー】
「園芸広域集出荷施設」ではどんなごどをしったな?

【タイラ】
施設自体は2階建てで、1階はきゅうりやさくらんぼの箱選果、
2階はりんごどが、西洋梨の玉選果をやってだんだっし。

 

これは1階の写真(選果ライン)。
各生産者から搬入された箱の果実や野菜が並ぶ訳だっし。

広域集出荷施設

【ぐっちー】
どんどん流れていぐんだなっし。

【タイラ】
これは生産者のコンテナと搬送機。
生産者によって搬入されたりんごがどんどん搬送機に吸い込まれ
1階から2階の選果に進んでいぐんだなっし。

広域集出荷施設

広域集出荷施設

【タイラ】
2階のりんごの玉選果に移って、
ここでは目視で判定してバケットに載せていく作業をすんなよ。

【ぐっちー】
スタッフさんが、一つ一つチェックするんだなっし。

広域集出荷施設

【タイラ】
その他にもよ、高性能カメラを使って、
大きさ・形状・着色・変形の有無・推定重量を算出したりするんだなっし。

【ぐっちー】
一瞬で測定できるなんてすごい!

【タイラ】
さらによ、りんごさ傷を付けることなく
センサーで糖度・熟度・密度・褐変も計測がでぎんなよ。

【ぐっちー】
ここを通るだけで、糖度まで?高性能だなっし。

選果作業が終わったりんごは、
梱包作業へ。このプールコンベアは
果実を傷めないようになってだんど。

広域集出荷施設

電光掲示には、こんなかんじで表示されったけよ。
果実の等階級毎梱包するために必要になってくる訳だな。

広域集出荷施設

ここでは、自動封函機でのり付け梱包するなよ。

広域集出荷施設

梱包されたりんごは等階級毎、各パレットに並べられるんだっし。
ここからトラックに乗って市場にいくんだなっし。

広域集出荷施設

広域集出荷施設

出荷の最盛期には箱詰めされた段ボールがいっぱいだっけっし。

 

来年も、また「園芸広域集出荷施設」がいっぱいになるくらいの
果実や野菜がここに集まって、置賜の旬を全国に届けられる一年に
なるどいいな~

 

では、
来年も皆様にとって良い年になりますように。

どうぞ皆さん、よいお年をお迎えくださいー

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