「ファインシェード」って何だ(・・?　という方も多いと思いますが
実はこれ、遮光資材の名前なのです！！
ちなみに直訳すると・・・・素晴らしい！！日陰！になるのかな(^^♪

ビニール被膜は太陽の日差しをよく通しますので、ハウス内の気温が上昇しやすく、夏場のビニールハウス内は40度を超える場合があります。 そのため作業者の水分補給が足りず熱中症や脱水症状を起こす場合もあり、大変危険な環境なのです。(*_*)

そのような環境を少しでも改善できればと思い今回は「ファインシェード」を
ご紹介します！！

 

【商品紹介】
アキレス株式会社（東京）から発売されている液状の遮光剤「ファインシェード」。
水で希釈して吹き付けるだけで遮光を実現する優れもので持続効果は標準・短期・長期の３タイプに分けられており、ハウス内の温度上昇抑制や作物焼けを軽減する効果が期待できるとか。(*^^)v

 

 

※短期、長期タイプは特注。アキレス株式会社　東京都新宿区北新宿2-21-1（HP参照）

 

今回はドローンでお馴染み㈱M＆Mｱｸﾞﾘさん（米沢市）の吹き付け作業にお邪魔しました(^^♪
花卉農家のハウス（間口20ｍ×45ｍ、6棟）に「ファインシェード」を吹き付けて行きます。

 

今回、使用するドローンはこれまた、お馴染みのクボタの「MG-1K」。
１回のフライトで8ℓの液剤を散布して行きます。

 

牛乳が入っているように見えますが飲めませんよ（笑）
今回の液剤は標準タイプを使用します！
希釈は5.5倍に設定して濃度を上げているとか!(^^)!　※通常は8倍になります
それではドローン散布を見ていきましょう！

高低差があるため手動で操作していきます。自動操作では難しいらしい(*_*;

反対側でオペレーターが掛かり具合や旋回の指示を出して行きます。

バッテリー１本で２回のフライトが可能ということです。
例として・・・・ハウス１棟（300坪）散布を仮定すると？？
答）液剤48ℓ使用、6回フライト、バッテリー3本必要となります((+_+))

 

１棟当たりの散布時間は約30分で液剤補充とバッテリー交換を入れると約40分位です。

徐々に白くなっていくのがハッキリと分かります(#^.^#)
表現としてはハウスに粉雪が降ったみたいな感じですね!(^^)!

撮影用ドローンでも散布状況をしっかり確認します。
流石プロフェッショナル！！一切の妥協を許しません(^^♪

 

散布前）ハウス内から見た天井は透明で青空もしっかりと見えます。

散布後）薄っすらと青空が確認できるくらいです。

それではもう一度・・・・！！

ビフォーアフターをご覧下さい。

このような透明なハウスも・・・・

 

40分後には真っ白です！

白い膜は雨などで自然と落ちて行きます。
今回の標準タイプは遮光率が約30％得られ、２~３ヵ月で落ちますので栽培スケジュールに合わせてお使い下さい。
近年はドローンを利用したスマート農業が急速に進み、農薬・肥料散布・空中撮影による栽培管理などで大活躍しております。
今回ご紹介した「ファインシェード」もその一環として開発されたそうです。
高温化・猛暑対策として生産者のお役に立てられるよう今後も役立つ情報を発信していきますのでご興味のある方は是非お試し下さい(^^♪

 

【参考価格】
ハウス300坪　48,000円（税別）※遮光資材込み　出張費15,000円（２~３名）
尚、ハウス300坪以上の場合は出張費無料となります。

 

【お問い合わせ】
株式会社M＆Mｱｸﾞﾘ　（担当　小林　080－8601－0400）
〒992-0117山形県米沢市河井道下3122

 

 

 

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