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「第2回おきたま地酒サミット」開催してきたんだっし!

3月23日(水)の夕方6時から「第2回おきたま地酒サミット」を開催したんだっし‼

長らくご無沙汰しておりました……スマイリーだっし。
ずっと休んでてごめんね。
あれやこれやのてんてこ舞いで、持病の現実逃避を発症してたッス(笑)

という冗談はおいといて、

唐突ですがハッピーでビックなニュースが到来!

おきたま新聞編集部へ新しい編集員が入ってきたんだっし!

ホントに嬉しぇなっし。
お払箱のスマイリー(冗談?)もまだまだ登場するので新メンバー共々めんどみておごえなっし。

さぁ今年度初の記事は先月ご告知しました「おきたま地酒サミット」のご報告だっし。

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すんごい立派な会場でしょ。
式場を構えるグランドホクヨウ米沢さんにお願いしてお借りしたんだ。
超~個人的な話ですが、私の兄・義姉が披露宴をあげた会場だったので複雑な心境だなっし(汗)

始まりは主催者「おきたま食のモデル地域実行協議会」の木村会長のご挨拶だっし。
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『おきたま農業の中心は「米」であり、日本穀物検定協会が実施する食味ランキングにおいて、つや姫はデビュー以来6年連続、はえぬきは22年連続の最高ランク「特A」を受賞しており、将来とも「全国でも有数の良質米産地」を目指しております。
米の消費拡大に努めるものの、少子高齢化・人口減少の影響により、農林水産省の発表では年間8万トンの国内消費量が減少し、主食用米の価格は低迷しているのが現状です。
したがい、主食用米以外の米用途を伸ばす必要があります。
おきたまは、美味しい米と水があることから、総ての市・町に酒造会社(酒蔵)があり、各鑑評会で優秀な成績を収めている日本酒の名産地でもあります。
日本酒の消費量は年々減少傾向にありますが、女性や若い年代の日本酒嗜好が増加傾向にあり、海外からの評価が上がり、需要が上がってきています。
日本酒の消費量の増加は、「酒米」の生産にも繋がります。
そのためにも、地酒のPRは地域発展に重要であり、本日は「日本酒を造る酒造会社、売る側の酒販組合、そして消費者の方々」を一堂に会し、おきたま管内の地酒のレベルの高さを再認識でき、意見交換が出来る場を設けました。
結びに、本サミットは、次年度以降も継続しながら、日本酒に関わる関係者が互いに連携し発展できることをご祈念し挨拶とします。』

木村会長から「地酒サミット」に向けた熱い想いをいただいたんだっし!

続いて「やまがた愛の武将隊」が出陣していただいたんだ。
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左から、伊達政宗殿、前田慶次殿、上杉景勝殿、上泉泰綱殿だっし。

お酒好きの上杉殿がおきたまの美味しいお酒を自慢しまくり、
上泉殿が上杉殿のハイテンション振りにうろたえ、
伊達殿がおきたまに寄った際に心惹かれたお酒の話をし、
前田殿が食通の伊達殿をここまで言わせるお酒に興味を惹かれる。

という流れなんだけど、個性溢れる4名のやり取りがおもしゃくて癖になるんだっし!
こちらの寸劇は、この後の利酒大会のためにやっていただいたんだ。
伊達殿が心惹かれたお酒を参加者の皆さんに探してもらうんだっし。

寸劇の後は愛の武将隊と共に、木村会長と今回のサミットにご参加いただいた酒造会社の皆様と勝鬨を上げたんだっし。
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勝鬨後は酒造会社の皆様に壇上に残っていただき、今回ご用意いただいた日本酒の特徴等について話していただいたんだっし!
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日本酒にあまり詳しくない私でもわかりやすく説明していただき、とても興味が湧く内容ばかりだっし。
さすがは日本酒のプロフェッショナルの方々だな!
これから始まる利酒大会のヒントにもなるので参加者全員が聞き入ってたんだっし。

それではお待ちかね利酒大会の始まりだっし!
今回の利酒大会は正規のルールではなく、「おきたま地酒サミット」独自のルール設定をしたんだ。

おきたま管内の酒造会社さんにご協力いただき、出展いただいた日本酒は…

なんと15種類!

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酒造会社の皆様には昨年の第1回地酒サミットの際もご協力いただき、本当に頭が上がらないッス。
ホントおしょうしなっし!

ご出展いただいた日本酒の一覧はこちら。↓

○ 東光 純米吟醸原酒 / ㈱小嶋総本店(米沢市)
○ マルマス米鶴 特別純米酒 / 米鶴酒造㈱(高畠町)
○ 羽前桜川 純米酒 出羽の里 / 野澤酒造店(小国町)
○ 純米吟醸酒 つや姫なんどでも / 東の麓酒造(有)(南陽市)
○ 辯天 特別純米酒 つや姫 / ㈾後藤酒造店(高畠町)
○ 沖正宗 特別純米酒 濱田 / 浜田㈱(米沢市)
○ 若泉 特別純米酒 白緑 / 若乃井酒造㈱(飯豊町)
○ 純米吟醸 錦爛 高畠の四季 / 後藤康太郎酒造店(高畠町)
○ 羽陽一献 純米酒 / ㈱中沖酒造(川西町)
○ 香梅 手造り純米酒 / 香坂酒造㈱
○ 黒獅子の里 長井 特別純米 / 寺嶋酒造本舗(長井市)
○ 純米酒 一生住吉 / 樽平酒造㈱(川西町)
○ 富久鶴 千山万水 特別純米 / (有)新藤酒造店(米沢市)
○ 親父の小言 純米酒 / ㈱鈴木酒造店 長井蔵(長井市)
○ 加茂川 手造り純米 / 加茂川酒造㈱(白鷹町)

今回は米の味が楽しめるようにと純米酒かそれに準ずるお酒をご用意いただいたんだっし。
おきたま管内の銘酒が並ぶと迫力あるなっし(汗)

参加者の皆様には、お手元にある銘柄不詳のお酒(1種類)を、こちら15種類のお酒のうちから選んでいただくシンプルなゲームなんだっし。
もちろん15種類のお酒は自由に試飲できるので、何回でもテイスティングできるんだ。
全ての出展銘柄を味わってほしいと思い組み立てたルールなんだけど、最低でも16杯飲まなきゃ正解を導き出せないという過酷なルールなんだっし(笑)

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日本酒の色・香り・味に各酒造会社の特色があって、参加者の方々は感心しながらも本気で取り組んでいたんだっし。

利酒大会の際には、こだわりの前菜料理も用意したんだ。
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内容は、
・小野川豆もやし入り冷汁
・小鯛南蛮漬
・鱈胃袋酸味味噌和仕立
の3点だっし!

会場のグランドホクヨウ米沢のシェフにお願いしておきたまの農産物や伝統野菜等を使っていただいたんだっし。
この後も魅力的な料理が次々と登場するので楽しみに待ってておごえな。

写真見て気づいた人がいると思いますがテーブルに座っているのは、先ほどご活躍いただいた「やまがた愛の武将隊」ッス。
参加者の皆様と交ざっていただいて、場を盛り上げていただいたんだっし!

結果発表は最後にするので、参加者の皆さんには「会食」していただきました~(只今、採点中…)
会食前に改めて皆さんで「乾杯」だっし。
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会食の料理のメニューは、
・たらの芽ベーコン巻き・たらの芽プリット四川ソース仕立
・ゆば饅頭とはまぐり みぞれあん
・花作大根スティック
・小野川豆もやしの豚肉巻きセイロ蒸しピリ辛柚子胡椒風味
・鰆のふきのとうみそ焼き
・小野川豆もやし入りあんかけ焼きそば
・デザート

米沢市の小野川豆もやしや長井市の花作大根の伝統野菜や置賜産のたらの芽等、おきたまの旬の食材が使われてんだ。
さらに、グランドホクヨウ米沢のシェフが日本酒に合う和洋中のオリジナル料理に仕上げてもらったんだ。
おいしそ~でしょ。 もちろん美味しかったッス(モグモグ)

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皆さん美味しい地酒とお料理に舌鼓を打ち、話に華を咲かせていたッス。

会食中には「おきたまの地酒」をテーマにしたほろ酔いトークショーも開いたんだっし。
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一番左のこの方は!?

そう、我等おきたま新聞の師匠である「恵比寿新聞」さんです!
恵比寿新聞さんにおきたままで来ていただき、今回のトークショーの司会進行をしてもらったんだ。

右側の4名はトークショーにご出演いただいたゲストの方々です!
左から、

米沢の割烹料理店・味どころ ふる山の古山代表。

10年前からお酒のネット販売も行っている創業60年超えた服の卸業・㈱丸俊の寺島社長。

恵比寿試食会や鎌倉イベントでもご協力いただいたお米の先生・置賜総合支庁農業技術普及課の小形専門普及指導員。

主催者のおきたま食のモデル地域実行協議会の強力なアドバイザー・中西氏。

と、素晴らしい面々でトークショーをしていただいたんだ。
置賜地域の地酒の品質水準が高い理由や置賜地域での日本酒の飲み方、山形県オリジナルの酒造好適米の新品種紹介、東京で消費されるお酒の事情等、盛りだくさんの内容で予定時間が多少すぎても、全然語りつくせない程の濃い内容だったんだ。

おきたまの美味しい地酒とおきたまの伝統食材を使った料理、楽しく学べるトークショーと盛りだくさんの内容で、あっという間に時間が過ぎてったんだっし。

そんな中、閉会10分前に採点が終わり、お待ち兼ねの結果発表。
発表は、モーターショーや恵比寿イベントでもご活躍されたS課長だっし!
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場を盛り上げるのにこれ以上の適任者はいないなっし。

最初に発表された正解者は、この方!
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伊達政宗殿だっし(驚)
伊達殿が心惹かれるお酒を探すというストーリーだったのに、自分で探し当てちゃったよ(笑)
場内は大賑わい!
持ってる人は違うなぁ~。

正解した皆様にはステージにご登壇いただいたんだっし。
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おめでとうございまぁーす!

木村会長より正解した皆様へ賞品「つや姫2kg」の贈呈だっし。
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最後は参加者皆様の一本締めで閉会とさせていただきました。
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今回の地酒サミットにご参加してくださいました皆様、またご協力いただきました関係者の皆様には、深くお礼申し上げます。

来年度の地酒サミットも皆様が有意義な時間を過ごせる場にしたく精進いたしますので、何卒よろしくお願いします!

 

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