おきたま新聞は山形置賜の粋な情報を発信するWEBマガジンです。

おきたまが世界に誇る和牛ブランド『米沢牛』の若手生産者が東京さ来たよぉおおお!!

米沢牛振興部会青年部による枝肉研究会が開催されだんだっす!!

こりゃあ取材すんなねべしたねぇ!!

 

こんにちわっす。特派員KYだっす。
本日はドコに来ったがっていうと・・・

ドコだと思いますか?東京都内に住んでだ方々はスグに分がったべねぇ。

そぉです。ここは東京都内 JR品川駅だっす。これがら品川駅港南口さ向がいます。
ちなみに小職、初めて『品川駅港南口』って聞いだ時・・・『品川駅港(しながわえきこう)って港があって、そこの南口がある』と本気で考えた事があるんだげんとも・・・しょしぇがら、内緒にしてでおごぇな。
気を取り直して、ずんずん歩いで行ぎますよ。

港南口を出て、階段を降りて・・・もう少し歩ぎます。
すると・・・見えでくるのが・・・

じゃぁぁぁん!!

東京中央卸売市場 食肉市場だっす!!

意外と知らない人も多いんでないがと思うんだげんとも・・・東京都の中心部!品川駅の真ん前に食肉市場があるって驚きだずねぇ。
ちなみに品川駅の住所は『品川区』ではなくて『港区』なんだよっす(ドヤ顔)・・・いえ、スイマセン(汗) 少し調子に乗りましたっす(汗)

その食肉市場に何をしに来たかというと・・・

本日は米沢牛振興部会青年部の枝肉研究会が開催されるんだっす。

枝肉研究会っていうのは、若手生産者がお互いの技術向上を図って切磋琢磨するため、自分たちが実際に生産した米沢牛を出荷して品評してもらう場なんだっす。

さて、市場内に入って行ぐよっす。

階段を上がってセリ場へ向かいます。

セリ場に入る前に準備さんなね(しなければならない)事があるんだっす。
まずは更衣室で白衣を着用するんだっす。胸に光る米沢牛の刺繍・・・かっこいいべっす(照)

次に靴にカバーを付けます。外から汚れたホコリやバイキンを持ち込まないためだっす。
プロの方々は更衣室に白い長靴を常備されてるんだっす。小職は持ってないのでカバーを付けるっす。

最後に頭にキャップをかぶります。頭髪落ちるのを防ぐためだなっす。そこ、笑わないように(汗)

準備完了。んじゃ、セリ場へ向かうべね。
服についたゴミやホコリをエアシャワーで飛ばして・・・

いざ、セリ場へ入場しますっす。

!!!??

なんかすごいクリスタル製のモニュメントがあるねっす。これは最優秀賞を受賞した枝肉を購入された食肉業者さんへ贈る記念品なんだどっす。
この花はダリアといいまして、おきたま管内の川西町の特産品なんだっす。中に入ってる花は、防腐処理した生花なんだっす。

で、こちらの方々が米沢牛を生産されている『米沢牛振興部会青年部』のメンバーの皆さんだっす。

皆さんが揃う時がなかなか無がったもんだがら・・・写真を撮れなかった方、ホントに申し訳ねがったっす。
真ん中の黄色い袋を持っている方が、部長の伊藤稲馬(いとう とうま)さんだっす。

おきたま新聞
どうもっす。昨晩は大変お疲れ様でしたっす。

伊藤部長
おはようございます。ホントお疲れ様でしたね(笑)

じつは・・・前の日の夜に何があったのかと言いますと・・・
出荷された米沢牛の高値販売を祈願しての前夜祭が開かれたのよっす。

セリ当日に米沢牛を購入される予定の食肉業者の方々にもご同席頂き、盛大な前夜祭になりました。

伊藤部長からのご挨拶だっす

あれ?あなたはT・Nさんではないですか?

じつはお隣にいる米沢牛生産者の鈴木英行(すずき ひでゆき)さんとは旧知の仲。米沢牛青年部の活動を連絡して、同席してもらったんだどっす。
最後は全員起立しての一本締めで、翌日の米沢牛高値販売を祈願して閉会しましたっす。

そして本日、米沢牛振興部会青年部の枝肉研究会が開催される運びとなったわけだっす。

おきたま新聞KY
この研究会って今まで何回開催してきたなやっす?

伊藤部長
じつはまだ今回で2回目の開催なんです。今までいろいろな活動をしてきましたが、近年大きな活動は少なくなっていました。若手生産者は自分の技術を確かめる場が少なく、これでは技術向上につながらない。ではお互いの最高と思う米沢牛を生産して出荷し、品評会をやろうと考えたのです。

おきたま新聞KY
なるほど!皆さん熱い想いをお持ちの若手の集まりなんだねっす!小職より若い生産者さんが多いよねっす?

伊藤部長
今年も青年部に十代の若手生産者が加入しました。農業後継者の減少が問題となっていますが、米沢牛青年部にそんな不安要素は全くないですよ!!

おきたま新聞KY
いろんな農業の分野があるげんとも・・・その中でも米沢牛青年部は一段と光ってるねっす!

さて・・・枝肉研究会の品評の結果はどうだったかと言いますと。

最優秀賞に輝いたのは・・・

米沢市の森谷章暢(もりや あきのぶ)さんでした!!!

じつはお父さんはスゴい米沢牛生産者でして・・・JA山形おきたまのホームページでもご紹介してるんだっす。

最優秀賞に輝いた枝肉のセリの結果はこちら・・・

1キロ3,500円のお肉って・・・食べてみたいねっす(汗)

セリ終了後には市場関係者からの講評を頂き、勉強会が行われて枝肉研究会は終了となりました。

 

日本を代表するブランド和牛『米沢牛』

そのブランドを支える若手生産者の熱い想いをひしひしと感じた二日間だったっす!!

皆さん!ホントにお疲れ様でしたっす!!

【JA山形おきたま農業協同組合】 URL:http://www.okitama-yt-ja.or.jp/

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