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日本酒の仕込みの時期になったので地元の「酒蔵」めぐりをしたんだっす!【㈱小嶋総本店編】「パート1」

ついに行ってきたんだっす!! おきたまを代表する! いや!山形県の代表格でもある「清酒”東光”醸造元 ㈱小嶋総本店」さん。創業は慶長二年(1597年)

なんと、あの初代米沢藩主・上杉景勝公が米沢に入部する四年前に現在地で創業して以来、四百十余年の歴史があるんだっす。

本来ならば、「酒蔵めぐり 」のトップバッターでおじゃましたかったんだげんども、いかんせん思いつきで動いてしまう「おきたま新聞」だもんで勘弁しておごえなっす。

まずは、「パート1」で酒造資料館「東光の酒蔵」を紹介すっからなっす。

今回の取材で大変お世話になった㈱小嶋総本店販売部販売課長補佐岩崎秀貴(いわさきひでたか)さん ↓

岩崎さん
ようこそ!おい出くださいました。私も「おきたま新聞」を見させて頂いてますよ。毎回、楽しく丁寧に記事を作っていらっしゃるなあと感心しております。

おきたま新聞(編集長)
あいやあー!? そんなに褒めてもらうと照れるなっす!!

おきたま新聞(ジミー)
いやいや! 編集長!あなた個人が褒められた訳じゃないから! 「おきたま新聞」を評価して頂いたんだっし!!(笑)

岩崎さん
そうそう! そのお二人の掛け合いが楽しいですよねえ。

おきたま新聞(編集長)
はいー! 記事の中で脚色してる訳でなくて、二人の地がこんなもんなんで、申し訳ねえなっす。勘弁しておごえなっす。

岩崎さん
いやいや!今日は楽しい取材になりそうですねえ! それで、今日はどんなお話をすればいいのでしょうか?

おきたま新聞(編集長)
まずは、「東光の歴史」とか「名前の由来」・「酒造りのこだわり」なんかを聞かせてもらいっちぇなだげんども・・・・・。

岩崎さん
ご存知の通り、四百十余年前に現在地で創業し、室町・江戸・明治・大正・昭和・平成という時代の変遷の中で、一貫して日本酒を醸造してまいりました。社長の名前は代々襲名されて現社長は第23代小嶋彌左衛門です。会社のモットーと言いますか大事にしている事は

「酒造りの前に人造り」という言葉が蔵人に代々受け継がれています。

人が歴史を紡いでいくので、長い目で人を育てて、それが結果的に良いお酒造りに反映されて、歴史を重ねていくといううことですね。

おきたま新聞(編集長・ジミー)
うーん! なかなかいい言葉だなっす。

岩崎さん
それでは、東光の名前の由来とか酒造りのこだわりとかのお話しは「酒蔵」の方で説明することにして「資料館」をご案内しましょう!

1200坪の敷地に600坪の建物があって、1棟140坪の土蔵には昔ながらの酒造りの様子を見ることができます。

住居部分の復元にはかなり拘って、飛騨高山の大工集団「飛騨の匠」の方々によって復元して頂いたものです。↑

創業時使用していた「古備前酒造り甕」↑

奥に見える神社は、奈良の「三輪明神」から分社して頂いた神社です。↑

「仕込み水」を飲むことができます。これは「軟水」なんですよ! 「硬水」はミネラルが多いので醗酵が進みすぎてお酒に雑味が出てしまうんですよ。

6年連続の「全国新酒鑑評会金賞」これはすごい!! インターナショナルワインチャレンジのトロフィ賞受賞はかなり反響があっていろんな雑誌にも紹介されたんだど!

岩崎さん
「梅酒」もすごいんですよ! 全国の主要な「梅酒」の大会で全て金賞を獲ったのはこの「東光吟醸梅酒」だけです。それがこれ↓

おきたま新聞(編集長・ジミー)

おおー!! 東光で造った「梅酒」 いやー!! 初めて聞いたっす!!

おきたま新聞(ジミー)
おや? 建物は古い建物なのに中身はすごいなっし!「WiFi環境」が整備されったっし!!

岩崎さん
そうなんですよ! 皆さんの憩いの場所になってもらえるように整備したんです。

この会場もすごい「お宝」があったんだっす。上杉鷹山公の直筆の手紙があったんだっす!!(展示会場の写真撮影はOK) 興味のある方は、是非、行ってみておごえなっす。

おきたま新聞(編集長)
おおー!! 試飲コーナーがあるなっす(ニコニコ)

おきたま新聞(ジミー)
編集長! 飲んではダメヨー! ダメ! ダメ! これから酒蔵へ行って取材が残ってますからねー!

おきたま新聞(編集長)
ジミー!お前は最近、小姑のように口うるさくなってきたな!(プンプン)  おおー!?こっちに「デラウエア」のお酒があるなっす。「ラ・フランス」に「山ぶどう」もあるじぇ。

おきたま新聞(編集長)
飲んでみないと真実を皆さんにお伝えできねえべ!! ということでちょぺっと・・・。

おきたま新聞(ジミー)
ダメです!!

岩崎さん
試飲出来なくて残念でしたねえ。その代わりにこれを差し上げますよ!(ニコニコ)
この「おせんべい」おいしいと評判がいいんですよ!! ↓

おきたま新聞(編集長・ジミー)

あいやー! これは本当におしょうしな!!

「パート2」では、東光の酒蔵へ移動してこだわりの精米からお酒ができるまでを紹介すっから楽しみしてておごえなっす!!

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【酒造資料館 東光の酒蔵】

〒992-0031 山形県米沢市大町二丁目3-22(柳町上通り)

TEL 0238-21-6601

開館時間 9:00~16:30 休館日 12月31日・1月1日

【株式会社 小嶋総本店】

URL: htp://www.sake-toko.co/jp/

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