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日本酒の仕込みの時期になったので地元の「酒蔵」めぐりをしたんだっす!【㈱小嶋総本店編】「パート2」

「清酒”東光”醸造元 ㈱小嶋総本店」さんの(パート2)はいよいよお酒を造っている酒蔵の中を案内してもらったんだっす!!

「東光」という名前の由来は、 町名である東町から「東」の文字をとったとも、ある時代の当主が、毎朝東の空に昇る朝日に向かって手を合わせ、いつの時代にも朝日が昇るごとく隆盛たれという願いを込めて名づけたとも伝えられているんだと。

 

今回は、まず「精米所」から見せてもらったんだっす。

 

岩崎さん
酒造りの心と言いますか、こだわりの一番最初は100%の自家精米にあります。コンピューター導入の最新式の精米機を使っています。良いお酒を造るのにはお米の芯を使うので、35%まで削ると72時間も時間がかかるんですよ。

削ったお米のサンプル↓

おきたま新聞
いやー!! すごい時間をかけて丁寧な精米してるんだなっす。

 酒造りは精米から始まっているんだなっす!

岩崎さん
それでは、酒蔵へご案内しましょう!

おきたま新聞
お願いします!

岩崎さん
こちらは出荷する酒の倉庫です。

おきたま新聞(ジミー)
あれれ!? ところで、この蔵の柱! 斜めに傾いてねえがっし?

岩崎さん
いやー!! よくお気付きになられましたねえ。構造上は補強をしてあるので大丈夫なんですが間違いなく傾いてるんですよ。でも!お客様で気付かれたのは初めてですよ! さすが目の付け所が鋭いですねえ!

おきたま新聞(ジミー)
やっぱりがー!いやいや、そんなことないっし!!(照) たまたま気付いたんだっし!このくらい傾いていると誰でも気付くべっし。まー編集長は気付がねがったげんど・・・

おきたま新聞(編集長)
滅多に褒められたことがないもんで、照れてやがんの!(笑)

 

岩崎さん
それでは、中をご案内します。その前にこの白衣に着替えて、帽子も被って頂いて、こちらで手の消毒をして下さい。

おきたま新聞(編集用・ジミー)
あらー!? このタンクからはお湯が出てきたじぇ!!
あったかいんだから~

岩崎さん
蔵人の皆さんが、いくらかでも手が洗い易いようにお湯にしてるんですよ。

おきたま新聞(編集長)
うーん!! 小さな配慮に熱いものを感じるなあ!

おきたま新聞(ジミー)
お湯だけに熱い!ってか(笑)

おきたま新聞(編集長)
素直な気持ちで言ってるんだ! ちゃかすんでねえ!!

おきたま新聞(ジミー)
てへ! また、ごしゃがっちゃ(怒られた)!
最後の工程(ビン詰め・梱包)↓ 製造部門は4階建てのビルになってます。

それでは、酒造りの現場へはいります。↓

酒蔵をご案内してもらった株式会社小嶋総本店製造部仕込課 課長(杜氏)の伊藤勝義(いとうかつよし)さん ↓

おきたま新聞
本当に仕事の邪魔しに来て申し訳ねえなっすー。今日は宜しくお願いだっすー。早速だげんども、酒造りのこだわりみたいなことを聞かしぇておごえっす。

伊藤さん
ようこそ、おいで頂いてありがとうございます。こちらこそ宜しくお願いします。うちの特徴は、麹を作る部屋が3箇所あるということですね。乾燥する処と乾燥しない処が工程上必要なんですね。そうすることでより優れた麹を作れるんです。

大吟醸仕込室は別にあるんだけっす。↓

 

床に見えるのがお酒のタンクの口です。↑

お酒は様々な工程を経て我々の口に入るんだなっす。

特に、大吟醸になると、精米、蒸かし、麹を作りから搾るまで、熟練の経験と技が生きてくるんだなっす。

ん~飲みだくなった!

おきたま新聞(ジミー)
あらら! 編集長!お燗する機械でねえべが!?

岩崎さん
そうです。今はもうほとんど使用してないですが。昔は注文に応じてお燗していました。お燗すると当然ながら膨張しますからお酒が増えるんですよね。

おきたま新聞(編集長)
やっぱり、日本酒はお燗がいいなっすー!!

おきたま新聞(ジミー)
編集長飲み始めだら、この機械でも追いつかねべ!

おきたま新聞(編集長)
そうそう俺が飲み始めだら・・・うるさい!
いやー今日は忙しいところを本当にお世話になりました。伊藤さん! 岩崎さん!

おしょうしなっす!!

【株式会社 小嶋総本店】

URL:http://www.sake-toko.co.jp/main.php

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