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2019年春、オカヒジキの出荷がはじまったよ! 安心安全で栄養価が高く、何にでも合う万能なオカヒジキをとうぞ!

オカヒジキ農家さんをお邪魔してきたっし。
栄養価が高いオカヒジキ、栄養素を壊さない食べ方は何だべ?

 
 

平成31年度はじめの置賜地域は、4月に二回の積雪に見舞われでよー

でも、先週から桜も咲いてやっと春を感じられるようになった今日この頃。

今週末は置賜さくら回廊を回ろうと考え中の ぐっちーです

おきたまの春

 
 

おきたまの春を告げるくきだぢの次は「オカヒジキ」

 

置賜地域の葉物野菜は多くはないげど
通年(※)通して味わえる、葉物野菜がある。※3月から11月下旬頃まで

それが、オカヒジキ

おきたまの春

オカヒジキの出荷がはじまったと聞いて、ハウスにお邪魔してきたし。

その日は、家の光協会さんがオカヒジキ農家さんを
取材するってことだったもんで、一緒に取材させでもらったなよ。

おきたまの春

さすがプロ!写真の撮り方ひとつ違うっけな。

 
 

南陽市のオカヒジキ、美味しさの理由

 

オカヒジキと言えば、南陽市。発祥の地とされったなよ。

昔は路地栽培もあったようだけど、現在はハウス栽培が主流。
青々としたハウスのオカヒジキは美しいっけねー

おきたまの春

栽培している地域は他にもあっけど、南陽市の品質の高さは県内一
というのは、生産者で今回取材に答えてくれた、片桐さん。

その理由は。

一年草のオカヒジキだけど
南陽おかひじき部会が出荷するのは一番刈りだけ。

二番刈り三番刈りは固くなってしまうがら、出荷しねんだど。

また、南陽おかひじき部会では
収穫 → 箱詰め → 出荷 時に厳しいチェックを行っており
品質のよいオカヒジキだけを出荷しているんど。

おきたまの春

収穫したあとにすべて耕して
種をまいて再度収穫する方法を取っている。
これを年間4~5回繰り返すんだなっし。

 
 

減農薬の安心安全なオカヒジキ

 
片桐さんのところでも、有機肥料を使っているんだど。

んだごんじゃ、そのままでも食べられる?
(うん、食べられないことはない。多少えぐみがあっけけど)

オカヒジキは砂地を好む。
オカヒジキへの水の量は大変重要なようで、生育状態に合わせた管理をするんど。

スプリンクラーでジャー!

おきたまの春

 
 

栄養たっぷりのオカヒジキを効果的に摂取するには?

 
おかひじきは栄養豊富と言われている。

おきたまの春

カルシウム、カリウム、ビタミンA、鉄、マグネシウムなどのミネラル分や、
カロチン、ビタミンCが含まれている。

カリウムはむくみ解消に効果的。
カルシウムは骨や歯を健やかに保つために欠かせない栄養素だし、
カロチン・ビタミンCは抗酸化作用があると言われている。

高栄養価でたべやすい。素晴らしい野菜だなっし。

この栄養素を壊すことなく、食べる方法はあるんべが?

ってことで、オカヒジキスムージーを作ってみた。

取材時にいっぱいのオカヒジキをお土産にもらってよ、
今回ははじめてスムージーに挑戦。

おきたまの春

50℃のお湯で洗うと、栄養分や酵素を壊すことなく
青臭さを抜くことができると、icho caféさんでやっていたので
真似してみだんよ。

今回はパイナップルとバナナと豆乳で試してみた。

おきたまの春

できた!!
うん、見た目もきれい!

おきたまの春

多少苦みはあるけど、全然気にならない。
これは毎日続けられる!

ごっぞさま!

これからどんどん店頭にも出てくるど思うので
皆さんもいろんな料理に使って、楽しんでおごやいな。

 

ちなみに、南陽おかひじき部会のオカヒジキは
南陽市では「愛菜館」で購入できますよー

 

 

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