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山形県小国町を「きのこの里」にするんだー!!

山形県小国(おぐに)町で「きのこ栽培」に 若き情熱を注いでいるイケメン(渡邊拓磨さん)を紹介すっからなっす!

山形県小国町樽口(たるぐち)地区で、きのこ栽培をしている若手生産者渡邊拓磨(わたなべたくま)さんを取材してきたんだげんども、まずは、小国町樽口地区へ行くまでの途中にある樽口峠から見える飯豊連峰のすばらしい景色に

感激

したんだっす。

樽口峠の頂上付近まで来るとこの景色が広がったんだっす。(新雪をかぶった飯豊連峰)それがこれ↓(ジミーの撮影テクニックが未熟でパノラマ写真をお見せできないのが非常に残念だっす。)

飯豊連峰のまさに絶景だなっす!

中腹あたりさハイジとおんじが住んでいて、ペーターはそのちょっと下あだりさ居るらしい(都市伝説)

峠を下りて行くと樽口集落が見えてくるんだっす。

おきたま新聞
どうもーす!おきたま新聞だっけっすー。忙しいところを悪れげんども取材させておごえなっす。(この日は自宅から少し離れた、しいたけ栽培のハウスで作業中のところへおじゃましたんだっす!)

渡邊
どもーす!宜しくお願いします!

おきたま新聞
んじゃ早速取材の方良いがっす。まずは、きのこをどのくらい作っているんだべが?

渡邊
菌床栽培の「しいたけ」 菌床栽培の「なめこ」 菌床栽培の「きくらげ」 菌床栽培の「舞茸」と原木栽培の「舞茸」、それと「たもぎ茸」を栽培しています。どうぞ、自由に写真撮って下さい

おきたま新聞
じゃあ遠慮なく撮らせでもらうっす!

まずは

「しいたけ」

からスタート!

さすが栽培農家!しいたけが売るほどあって

美味そう

だなっす!

 渡邊
しいたけは、3月に植菌して6月から12月頃まで収穫ができるように作ってます。

おきたま新聞
ほ~ 収穫期間はだいたい半年くらいなんだなっす。 おっ!あらら!? このドラム缶みだいなは何だっす?↓

渡邊
きのこは、植菌して一定の培養期間が過ぎると出てくるんですが、しいたけはショックを与えないと出てこないんです。それで一晩、水に漬けて酸欠状態にして窒息しそうなショックを与えてやるんです。叩くという方法もあるんですけど・・・。

おきたま新聞(ジミー)
えー!? 窒息させる! 叩く! そんがにしぇめでかなりサディスティックなんでねえがっし?

おきたま新聞(編集長)
ばあが!しいたけはお前ど違うんだ!変な想像すんでねぇず! 渡邊さん申し訳ねえなっす~。ところで、渡邊さんのところでは、きのこ栽培はいつ頃から始めたんやっす?

渡邊
きのこ栽培は親父の代から始めたんですが、「しいたけ」栽培は自分が始めました。小国町には当時、きのこ栽培している人が4人いたんですが、その中の「しいたけ」栽培していた先輩に聞きながら、最初は本当に手探りの状態で始めました。

おきたま新聞
んだがっす!やっぱりかなり勉強したんだなっすー。んだらば!他のきのこも見せてもらっていいべが。

 

自宅に隣接する作業場へ移動して、まず目に入ったのがこれ↓

これはなんだっす?

 渡邊
これは、先程見て頂いた長方体の菌床を成型する機械です。「おがくず」に栄養分をミキサーで混ぜて成型して、植菌してから培養室へ入れます。植菌はまったくの無菌室を作らなければなりませんし、培養室も温度、湿度の調整がしっかりできる部屋でないといけないですし、きのこは呼吸してますから二酸化炭素含有量の調節も必要です。

おきたま新聞(ジミー)
はあー!やっぱり設備投資もなかなか掛かるんだなっし。

おきたま新聞(編集長)
おっジミー、たまにはお前もまともな事言えるんでねぇ~が!

 

そして

「なめこ」

の栽培室へ

渡邊
これが、「なめこ」です。缶詰で出荷しています。
中の温度湿度は一定に保たれているんだっす。

 

続いて

舞茸

ゾーンへ

渡邊
そして、これが「舞茸」です。「舞茸」は非常に

デリケートなきのこ

で、この部屋に人が出入りしただけで成長が止まるんですよ。そして誰もいなくなった夜にまた成長するんです。

 

おきたま新聞(編集長)
ええー!?舞茸ってガラスのハートなんだなっす。俺ど同じだ!でも、俺らもう入ってしまってまずいべした!
※ジミー心の呟き
編集長がガラスのハート?デリケート?ありえない・・・

渡邊
ええ!そうですけどもせっかく来て頂いたので直接見てほしいじゃないですか!

あいやー!おしょうしな!こげな俺達のために!本当におきたまの人は心が優しくて!(おじさん感激!) 舞茸ちゃん、なるべぐ気配けすがらな!

おきたま新聞
ところで、これらのきのこは地元では買えるんだがっす?

渡邊
はい!小国町の「アスモ」と「エコー」の売り場に置かれています。

おきたま新聞(編集長)
よしっ!帰りよって買ってぐぞ!今日の我が家は舞茸ご飯だ!ジミーお前ん家もだぞ!

おきたま新聞(ジミー)
・・・ヘイ・・・

 

その後「しいたけ」の出荷作業場に潜入↓

 

これが渡邊さん栽培しているなめこの缶詰↓
そして干し物関係も商品化してるんだっす。

おきたま新聞
最後に渡邊さんのきのこにかける思いとか

今後の目標

とかを聞かせておごえっす!

渡邊
はい!この思いは親父も一緒なんですが、近い将来は小国町が

「きのこ里」

と呼ばれるような場所になりたいと思ってます!そのためには、自分たちの生産技術向上も大事ですし、新たな生産仲間も必要だと思ってます。行政も生産者団体もみんなが協力しあって「きのこの里」で地域の活性化を図っていけたらいいと思ってます。

おきたま新聞(感想)
渡邊拓磨さん!イケメンで本当にまじめな好青年だなあ。そして地元樽口に対する思いもかんなり強くて、会っててすがすがしい気持ちになったっす!微力ながらおきたま新聞も一生懸命応援すっからなっす!これからも頑張っておごえなあ!!

追伸
渡邊さん家の裏山には、

先人達が掘った水路用の隧道(ずいどう※トンネル)

があるんだっす。この隋道は山の反対側の沢から山水を引く水路で、今も大切の守られているんだっす。樽口地区の歴史を語る上では欠くことが出来ない物語があっから、雪解けを待ってもう一回取材さ行ってみっから!

渡邊さんの作品はここで買えます。

ショッピングセンター アスモ
山形県西置賜郡小国町大字小国町163
ショッピングモール エコー
山形県西置賜郡小国町大字西23-5

 

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