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長井市伝統の「ながい黒獅子まつり」を見てきたんだっし!!

5月23日(土)に第26回「ながい黒獅子まつり」が開催されたので、見に行ってきたんだっし。

ど~も~初めまして~。今回の取材は、編集長の右腕?いや右手小指の「スマイリー」がお伝えするッス。

なぜスマイリー?と思われた方も多いでしょうが、皆さんお察しの通り…

おきたま新聞編集長 
「スマイリー何たら(芸人)に似でっから、今日からお前はスマイリーだ!」

といった感じで強引に決められたんだっし。
ホント編集長の押しには勝てないッス(涙)

住まいを転々とした時期があって言葉が乱れてるかもしんねげど、気合入れて取材してきたので最後まで見てけろなっし。

黒獅子舞いの歴史は千年程前に源頼義が前九年の役の戦勝祝いと共に現在の宮地区・總宮神社(そうみやじんじゃ)の社殿を再建し、軍士たちに獅子舞をさせたのが始まりといわれ、現在でも五穀豊穣・交通安全・家内安全を祈願し、伝統神事として受け継がれてきた由緒正しきお祭りなんだっし。

長井市では初めて訪れる人でも祭りを楽しめるウォーキングイベントを企画していると情報をいただき、ぜひ私も参加したいと急なお願いをしたんだげんど、案内人や参加者の方々も快く承諾してくれたんだっし。

人の温かみが心に染み入るな~。

写真右側の方がながい黒獅子の里案内人会長 田中さん↓

田中会長は黒獅子の歴史・特徴だけでなく、長井の史実や名物も教えてくれた物知りな方なんだっし。
写真左の方は、他県からいらした参加者で、初めて長井市に訪れた際に風情ある街並みと地域の人の温かさから、長井市の大ファンになったんだど。 実は、今回のイベント参加者は県外からいらっしゃったファンの方が多い。 う~ん、長井市の魅力恐るべし。

ながい黒獅子まつりは《昼の部》と《夜の部》の2つに分けて、《昼の部》が正午~16:40、《夜の部》が17:30~21:20で行われるんだっし。

まずは《昼の部》を紹介すっぺ。

「白つつじ公園」の桟敷席広場を会場に開会セレモニー・ご祈祷が行われ、子供たちの獅子舞から始まる。

躍動的な獅子が四方八方に動く姿は黒獅子の別名「ムカデ獅子」そのもの。 その動きの激しさは、撮影のため獅子を追っかけていた私が先に体力が尽きるほど(←運動不足かも…)

子供たちの獅子舞が終わると続いて、黒獅子が外に逃げないように体を張って誘導する警護がかりの紹介「参加神社警護揃い踏み」が始まる。

各々の神社の力自慢の猛者が揃う様子はまさに圧巻の一言。↓

《昼の部》の締めくくりは5社の黒獅子が白つつじ公園と公園近くから出発して舞いをお披露目するんだが、「白つつじ公園」から離れてしまうので、その前に「白つつじ公園」紹介すっぺ。


「白つつじ公園」は約3,000株の白つつじが咲き誇り、満開の時期には葉の部分が全く見えなくなり白一色に染まるんだど。

ちなみに写真のつつじは樹齢750余年、散り始めの時期だが若い株より花が咲いてるような…衰えを知らず、まるで編集長だ。

…さぁ、おふざけが過ぎると頭にたんこぶが出来るので話を戻しますね。

公園お宮に戻ったみたら、ヤバいヤバい始まってた(汗

桟敷席のお客さんの上で歯打ちをして、邪気をはらい五穀豊穣・家内安全等を願う。黒獅子の口が閉じるたびに「パコン!」と軽快な音を立てるが、さすがにちっこいおぼご(小さな子供)は泣いちゃうでよ。


通行止めになった道路に出て、お披露目が始まると獅子の動きが変わり、激しく動いては警護に押さえつけられ大人しくなり、また暴れだしては鎮められるという緩急がつき、おもしゃくて病みつきになるべ。 勇気を出して前に出て撮影するも、いつ動き出すか分からなくてドキドキ。

《昼の部》が無事終わり、《夜の部》開始!!

《夜の部》は10社の黒獅子が異なる場所からスタートして、「白つつじ公園」の公園お宮を目指すんよ。

沿道には お店の方がお神酒を持って御信心。


まさかお店の中にも!?

「白つつじ公園」の公園お宮でフィナーレにふさわしい勇壮な獅子舞が行われたんども…行ってからのお楽しみということで。(←席取り失敗。ごめんなさい。)

おきたま新聞スマイリー
祭りの熱が冷めないまま、物産館で買った黒獅子を鳴らしながら、来年も行きたいなと思いが募らせる今日この頃でーす。

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