おきたま新聞は山形置賜の粋な情報を発信するWEBマガジンです。

日本三熊野のひとつ「宮内熊野大社」へ行ってきたんだっす!【パート1】

「三羽のうさぎ」本殿裏のうさぎの彫刻。いつ頃からか定かではありませんが三羽見つけると幸せになれる願いが叶うと言い伝えられています。

日本三大熊野とは、和歌山県にある熊野三山・長野県にある熊野皇大神社・そして

山形県南陽市にある宮内熊野大社(みやうちくまのたいしゃ)なんだっす。

雪で見えねげんど、大鳥居の下の道路は綺麗な石畳なんだっす。

この石段を昇れば拝殿とか本殿(本宮)があるんだっす。

おきたま新聞(編集長)
俺は、この石段を昇るのはきついから車で裏を回って行ぐからな! ジミーだけここを昇れ! 俺は車で本殿に行ぐ道を知ってるがら!

おきたま新聞(ジミー)
えーっ!? 俺も昇るのやんだっし! どうが!車に乗せておごえー!! というより車のカギは俺が持ってるしー!! へっへっへ!!(笑)

おきたま新聞(編集長)
んぐっ!! しょうがねえなあ。

と言うわけで、二人とも車で拝殿へ行ったんだっす。

雪下ろししてたんだっす。うわあー!すんごい雪だなあ! たまげだ!!(びっくりした)

そうこうしながら拝殿前に着いたんだっす。
「厄払いの輪」は一度だけくぐるんだっす。おもしろがって行ったり来たりして、二度も三度もくぐるのはダメなんだっす。↓

拝殿の正面↓ 今年の降雪はかなり多くてごらんの通り、屋根には雪が積もって・・・・・。拝殿は、山形県最古の茅葺屋根なんだげんども雪で見えねなっす。

拝殿の裏側に、本殿(本宮)があるんだっす。↓ ところが今はご覧の通りの雪の中!! 三羽のうさぎを探しようにも雪・雪・雪で本殿の裏側には到底行けなかったんだっす。

ということで、證誠殿(しょうじょうでん)↓に行って、小室健一さんと城戸口建司さんにお話しを聞いてきたんだっす。

庶務課長の小室健一さん↓

城戸口建司さん↓(熊野大社の名物ガイドさん)

小室さん 
本殿(本宮)裏側の彫刻に、三羽のうさぎが隠し彫りされているのですが、「波に兎」という名前が付いているんです。230年前の天明の時代に酒田の宮大工集団によって再構築されているんですが、その10年後に米沢の「笹野観音」を作っているんですよ。なので、ここの「拝殿」と「笹野観音」は似ているでしょう。

おきたま新聞(編集長・ジミー)
へえー!! そうだったんですか! そういえば「笹野観音」にも「うさぎ」がいだもなあ! (笹野一刀彫の取材の時にちょこっと寄ってみたんだっす。)

城戸口さん
新緑の頃においで頂くと、周りの木の葉(桂の木)がハートの形なんですよ。

おきたま新聞(ジミー)
あれれ!? このコーヒーカップの形って、もしかしてハート?

城戸口さん
よくお気づきになりましたねえ(ニコニコ) コーヒーを飲んでいくとクローバーからハートになってくるんですよ!

飲み干すとカップの底にも小さなハートがでてきたんだっす!

おきたま新聞(編集長)
縁結びの神様にお参りにきて、ここでコーヒー飲んで、カップにこんな仕掛けされてるなんて、こりゃ! たまげたなっす! ジミーと二人で来る処ではながったなえ!ここはやっぱり女性と来る処だなあ!(笑)

 城戸口さん
熊野大社へお越しの際は私もご案内致しますが、プライベートでお越しの際は、熊野大社授与所で三羽の兎を見つける為の手引書をお渡ししております。

それから、月の満ちる夜に、良縁祈願と共に三羽のうさぎに願い事をする、月に一度だけ執り行われる特別な神事(月結び)があるんですよ!

おきたま新聞(編集長)
ムムム! それは是非取材すんなねなあ! 夜に行われる祈願祭なんてまたまたロマンチックでないがえ!!

というわけで、次回熊野大社パート2で「月結び」の祈願祭を紹介すっからなっす。楽しみにしてておごえなっす。特に女性の方は必見だっす。

/////////////////////////////////////////////////////////////////////////

【宮内熊野大社】

URL:http://kumano-taisha.or.jp/

Share (facebook)