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飯豊町のどぶろく(特区)白川荘に行ってきたんだっす!!【パート1】

山形県の飯豊町には「どぶろく」の特区認定を受けている処が2件あるんだっす!!

まずは、その一つ目、第3セクターの「㈱緑のふるさと公社」で経営している白川温泉「白川荘」で中津川どぶろく杜氏の高橋亮(たかはしまこと)さんに会いにいってきたんだっす!

この日は、途中の道路が雪崩のために通行閉鎖になっていて、隣町の川西町からのう回路を通るしかなかったんだっす。

ところが、う回路はご覧の通り↓雪の壁だっす。

やっとの思いで白川荘に着いたんだっす。

中津川どぶろく杜氏の高橋亮(たかはしまこと)さん↓

おきたま新聞(編集長)
忙しいところ、悪(わ)れなっす~。どぶろく造りの話しを聞かせておごえっす。

高橋さん
よく来られましたねえ。まずはお茶でもどうぞ! どぶろくを造っている場所はここから少しだけ離れた所にあるんですよ。どぶろくの話しはそちらでさせて頂いたほうがいいでしょうねえ。

おきたま新聞(ジミー)
はい写真も撮りっちぇもんで、どぶろくを造ってる場所さ行ぐべっし。

高橋さん
わかりました。それでは私の車の後を付いてきてください。

おきたま新聞(編集長)
おいおい! なんかとんでもないところまで行がんなねみたいだぞ! ジミー!高橋さんの車を見失うなよ!

おきたま新聞(ジミー)
はい!わかったっし! こんなところではぐっちゃら、しゃれになんねえがらなえ。

おきたま新聞(編集長)
おおー! 曲がったぞ! ジミー! 右だぞ! 見失うなうんじゃねえぞ~

 おきたま新聞(ジミー)
うるせえな! 必死なんだがら少しだまってでけんにぇがな!

そんなこんなでやっとこさ着いたところがここ↓

おきたま新聞(編集長・ジミー)
なっ!なっ!なんだべ!? これはまるでスキー場のロッジでねえが。

 高橋さん
ここは飯豊町で昔、スキー場を作る計画があってその時に作った建物なのでまさしくロッジなんですよ。それでは、中をご案内します。

高橋さん
どぶろくの特区認定は平成16年に受けたんです。私は、5年前から杜氏になったのでが、その前は飯豊町役場の職員だったんですよ。(えーっ!そうだったんがっす)  どぶろく造りも酒造りも基本的には同じなんです。もろみを濾すか濾さないかの違いだけですから。お米は酒米の「出羽燦燦(でわさんさん)」を使っています。昔は主食用のお米と同じ程度の精米をしたものを使っていたのですが、なかなか安定したどぶろくにならなかったので今は70%精米したものを使っています。

高橋さん
どぶろくが出来上がるまでには最低でも20日間程度かかるんですが、このタンクで10日目です。盛んに醗酵している状態です。

 おきたま新聞(ジミー)
醗酵しているときには二酸化炭素が出てるんだずね!

高橋さん
そうです! もろに二酸化炭素が発生していますよ。

おきたま新聞(編集長)
ジミー! 嗅いでみろ!

おきたま新聞(ジミー)
ドレ! ドレ! 「グェ!!」 来たあ!! 頭にツーンと来たあ! (涙)

おきたま新聞(編集長)
ばあか! あいもかわらず成長してねえ馬鹿だずねえ~(笑)

あらら!? エアコン付きの特別待遇のどぶろくはなんだっす?

高橋さん
これは「ピンク」のどぶろくなんですよ! 酵母の種類でピンク色になるんですが、この酵母菌は弱いのでゆっくり時間をかけて造るんです。最低でも30日かかります。

 

おきたま新聞(ジミー)
あらら! 「全国どぶろくコンテスト」なんてあるんだなっし!

高橋さん
ええ、全国大会があるんですよ。今年は10回目になるんでないかな・・・。

ペットボトルに入った「どぶろく!」 とガラス瓶に入ったピンクのどぶろく「ももろく」「白川荘」と「ホテルフォレストいいで」 国道113号線にある「道の駅めざみの里」で販売しています。

おきたま新聞(編集長・ジミー)
いやー! 大変勉強になったっす。本当におしょうしなっす。このあともう一度、「白川荘」に戻って、「どぶろくラーメン」と「どぶろくソフト」を食べたんだげんどその話しは「パート2」で報告すっから楽しみにしててけろな!

詳しくはこちらへ↓

http://snow-man.net/

 

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